第5回全国ジュニアゲートボール大会が、2000年とやま国体の開催を記念して実施されますことを、心からお祝い申し上げます。
スポーツは、心身の健全な発育・発達を促すだけでなく、自己責任やフェアプレイの精神を培い、仲間や指導者との交流を通じて、連帯感や協調性を養い、豊かな心と他人に対する思いやりを育むなど青少年の健全育成に大きく寄与するものです。
文部省としましても、青少年から高齢者に至る、あらゆる世代の人々が、各地域において様々なスポーツに親しむことができるよう環境づくりに努めているところです。
こうした中で、ゲートボールは、いつでも、誰でも、気軽に楽しめるスポーツとして国民各層に幅広く親しまれているばかりでなく、高い競技性を有するスポーツとして愛好されていることは、誠に喜ばしい限りです。
全国各地から参加された若人の皆さん、日ごろの練習で培った実力を十分に発揮され、積極果敢なプレーでゲームを楽しまれるとともに、全国の仲間と大いに友情を深めてください。そして、今後ともゲートボールを通じ、明るくたくましく心豊かに成長されますよう期待いたします。
終わりに、本大会の開催に御尽力された財団法人日本ゲートボール連合をはじめ、関係者の皆様方に心から敬意を表しますとともに、本大会の御成功とますますの御発展を祈念して祝辞といたします。