2000年とやま国体開催記念第5回全国ジュニアゲートボール大会の開催を心からお祝い申し上げます。
近年の急速な少子化の進行により我が国は、21世紀初頭には、人口減少社会を迎えることが予想されており、このような少子化は、社会経済全体に大きな影響を与えると考えられます。年々子どもの数が少なくなる中で、子どもたち一人一人が心身ともに健やかに成長できるようにすることは、今日における最も重要な課題の一つであり、21世紀を担う子どもたちが将来に向けて大きな夢を持てるような環境づくりに全力を挙げて取り組んでいきたいと考えております。
今回、全国ジュニアゲートボール大会が、富山県において開催され、ゲートボールを通じて、子どもたちが思考力、判断力などの能力を養うとともに、団体スポーツに参加することでチームワークの大切さを知り、また、全国各地の子どもたち同士の交流の機会が得られますことは、大変大きな意義があるものと考えております。
本大会の開催にご尽力されました財団法人日本ゲートボール連合を始めとする関係者の皆様方に対し心から敬意を表しますとともに、本大会の成功と参加する全国各地の子どもたちの成長及び子どもたち同士の交流に大きな成果をもたらすことを心より祈念いたしまして、私のお祝いの言葉といたします。