(d) 156MHz〜165MHz
IEC60945の限度値を超えた周波数が多くみられる。操舵室内の位置による電界強度分布の測定でわかるように操舵室の中央部は限度値を超えた電磁波が出ているものと考えられる。
・接岸時の主発電機、軸発電機、サイドスラスタの運転状態による電界強度の変化
大洗港入港時において次に示すように主発電機、軸発電機及びサイドスラスタの運転状態の違いによる操舵室内の電界強度の変化を周波数範囲10kHz〜30MHzについて機関室と同時計測で測定した。
a) 主発電機、軸発電機並列運転、サイドスラスタスタンバイ
b) 主発電機、軸発電機並列運転、サイドスラスタON
c) 主発電機単独運転、サイドスラスタOFF
結果を表10-6に示す。