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特集

大分県の運輸と観光

大分県企画文化部 総合交通対策局

 

1 はじめに

 

「耶馬の流れの水清く、久住の原の空高し、南蛮船のゆきかひし、浪路はいずこ豊の海」この歌は現在の大分合同新聞の前身である豊州新報が創刊50周年記念に歌詞を公募し作成した「大分縣行進曲」の一節である。本県はこの歌にもあるように、古来「豊の国」と呼ばれ、恵まれた自然環境を背景に現在でも多くの自然を題材とした観光資源が多く、また、九州-近畿を結ぶ交通の要所としての地理的条件が整っている。

現在本県はアジアとの共生や県際間を越えた広域交流の促進、あるいはバランスのとれた地域の発展を図るため、海外や国内の他地域とを結ぶ広域交通網及び県内の各地を結ぶ地域交通網の整備を進めることで、陸・海・空の総合的な交通ネットワークの形成に取り組んでいる。

 

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