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(5) アジアからの輸入を中心とした国際物流拠点の形成

1] 現状と最近の動向

・国際経済における相互依存関係の強まりやわが国企業の海外進出の進展等に伴い、アジアからの食料品や製品の輸入が急増しているが、輸入品に対応した検品等の流通加工や保管等の物流サービスが十分でない、もしくは割高であることから、こうした機能までアジアに流出している。

・宮崎県内をはじめ、南九州で消費される貨物の大部分が、北九州港・博多港や神戸港など県外の港湾で取り扱われている。

・細島港においては、港湾整備の進展とともに、韓国・台湾を中心としたアジア域内航路の充実が進んでおり、九州第3位のコンテナ貨物取扱量となっている。

 

2] 物流システムの概略

・現状および目指すべき物流システム実現後のイメージを図6-1-6に示す。

 

図6-1-6 想定される物流の変化(アジアからの輸入を中心とした国際物流拠点の形成)

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