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3] 回収状況

アンケート調査対象企業数432社に対して、有効回答数111社、有効回答率25.7%であった。

 

(2) アンケート回答企業の属性

1] 基本的属性

1) 業種(問1)

アンケート回答企業の業種についてみると、卸売業が全体の70.3%(78社)、小売業が28.8%(32社)、不明0.9%(1社)となっている。

卸売業・小売業の内訳をみると、卸売業では食料・飲料卸売業が31.5%と最も多く、卸売業全体の4割以上を占めている。衣服・身の回り品卸売業、家電機器卸売業、医薬品・化粧品卸売業、日用品卸売業はそれぞれ4〜5%である。

小売業では総合スーパーが7.2%、食料品スーパーが6.3%、百貨店が4.5%となっており、それ以外は百貨店・スーパー・コンビニエンスストア以外の一般の小売店である。

以上を踏まえ、本調査では、卸売業では「食料・飲料卸売業」(35社、31.5%)、小売業では「百貨店・スーパー」(20社、18.0%)という分類を設け、これに含まれない業種を「その他の卸売業」(43社、38.7%)、「その他の小売業」(12社、10.8%)とし、必要に応じてこれらの4分類を用いた分析を行う。

 

図5-2-1 回答企業の業種

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2) 本社所在地(問2)

本調査は、南九州3県に店舗を持つ卸小売業を対象としているが、その本社所在地をみると、鹿児島県35.1%(39社)、熊本県29.7%(33社)、宮崎県25.2%(28社)となっている。この3県以外の九州に本社を置く企業(以下「その他の九州」とする)は5.4%(6社、うち福岡県4社、長崎県、大分県各1社)、九州域外が4.5%(5社、うち近畿3社、関東、四国各1社)となっている。

 

 

 

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