2] 船舶の概要 対象航路に使用されている船舶は、総トン数約12,000トンで30ノットの速力を有する。積載能力もトラック200台と国内最大級であるが、これは1台約8.5mとして換算した場合であり、12m車の場合は161台および9m車2台となる。実際の運用上は車両総延長1,950mが輸送能力となる。 また、上部デッキ、下部デッキにそれぞれ1基ずつランプウェイを設置する二層同時荷役システムの導入により、港湾での車両の積み卸し時間を短縮している。
2] 船舶の概要
対象航路に使用されている船舶は、総トン数約12,000トンで30ノットの速力を有する。積載能力もトラック200台と国内最大級であるが、これは1台約8.5mとして換算した場合であり、12m車の場合は161台および9m車2台となる。実際の運用上は車両総延長1,950mが輸送能力となる。
また、上部デッキ、下部デッキにそれぞれ1基ずつランプウェイを設置する二層同時荷役システムの導入により、港湾での車両の積み卸し時間を短縮している。
表4-1-2 「さんふらわあとまこまい」「ほっかいどう丸」の諸元
資料)貨物フェリー共同営業センター資料より三和総合研究所作成 3] 超高速フェリー導入前後の対象航路の比較 超高速フェリーの導入前後の対象航路の状況を比較すると、所要時間が30時間から20時間に短縮されたほか、3隻による週6便体制から2隻による運航に変更されるとともに、従来は曜日によって不規則であった運航ダイヤも、毎日同一のダイヤとなり、2隻による1日1便体制が確立された。また、船舶の大型化により積載能力も向上している。
資料)貨物フェリー共同営業センター資料より三和総合研究所作成
3] 超高速フェリー導入前後の対象航路の比較
超高速フェリーの導入前後の対象航路の状況を比較すると、所要時間が30時間から20時間に短縮されたほか、3隻による週6便体制から2隻による運航に変更されるとともに、従来は曜日によって不規則であった運航ダイヤも、毎日同一のダイヤとなり、2隻による1日1便体制が確立された。また、船舶の大型化により積載能力も向上している。
表4-1-3 超高速フェリー導入前後の対象航路の比較
資料)貨物フェリー共同営業センター資料、「'99年版海上定期便ガイド」(内航ジャーナル(株))より三和総合研究所作成
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