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作業船設計基準

 事業名 作業船設計基準の作成
 団体名 日本作業船協会 注目度注目度5


(3) 補助巻上装置の定格荷重の大きさは、定格主巻上装置に対して種々の割合のものが建造されており、定格補助巻上荷重の大きさによってある程度傾向が見られるので参考資料-1を参照のこと。

 

3.2 定格巻上及び巻下速度

(1) 定格巻上速度は、作業内容、巻上荷重の種類、経済性等を十分考慮して決定しなければならない。

(2) 定格巻上速度は図3.2-1に示す値を参考にする。

 

〔解説〕

起重機船の主及び補助巻上装置の定格巻上速度は、作業内容、吊り上げ荷重の種類を十分考慮して決定しなければならない。港湾工事用の起重機船は、巻上時の速度制御を特に必要とする場合が多く、また巻上速度を高速にすれば所要出力が大となり、建造費も高価となるので、使用動力の種類と速度制御方式、並びに経済性も十分考慮して決定しなければならない。

現在ある港湾工事用起重機船の主巻上荷重に対する定格巻上速度の関係を図3.2-1に示すが、特に傾向は見られないと考えられる。非旋回式は各主巻上荷重に対して巻上速度のデータは1個であるが、旋回式については巻上荷重400t以下についてはデータ数が多く、巻上速度の数値も大いに散らばっているので、ここではサンプル値としており、起重機船の計画に際しては参考資料一1現有作業船一覧を参照されたい。

現状では実際に使用されている巻上速度は、各船の定格速度以下と考えられる。

巻下速度は一般に巻上速度と同じとしている。

大型非旋回式起重機船の場合、巻上速度は1.0〜2.0m/minであり、ハーフロード以下では定格の倍速が可能としている場合が多い。

 

053-1.gif

図3.2-1 主巻上荷重―巻上速度関係図

 

 

 

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