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作業船設計基準

 事業名 作業船設計基準の作成
 団体名 日本作業船協会 注目度注目度5


第3章 起重機部

3.1 定格巻上荷重の決定

3.1.1 定格主巻上荷重

(1) 起重機船の定格主巻上荷重(質量)とは、吊具の荷重を除き主吊り上げ用フックにより同時に巻上げうる定格荷重、俯仰可能な場合は計画アウトリーチにおける定格荷重をいい、単位は(t)とする。

(2) 定格主巻上荷重の大きさは現有起重機船を参考とする。

 

〔解説〕

(1) 現有作業船一覧9.起重機船2]非自航(1999)によると、現有起重機船836隻において定格主巻上荷重の数値は約120種類に散らばっており標準数はない。

(2) 定格主巻上荷重で起重機船隻数の多いものは、50t(37隻)、55t(18隻)、60t(24隻)、70t(38隻)、100t(62隻)、120t(83隻)、150t(53隻)、155t(18隻)、160t(30隻)、200t(46隻)、250t(41隻)のとおりである。

(3) 定格主巻上荷重で荷重の大きいものは、4100t(1隻)、3700t(1隻)、3600t(1隻)、3000t(4隻)、2200t(5隻)、2050t(2隻)、1800t(2隻)、1700t(1隻)、1600t(2隻)、1400t(1隻)のとおりである。

(4) 現有作業船一覧9.起重機船2]非自航(1999)のデータを巻上荷重の大きい順に並べると(資料・7)のとおりであり、各定格巻上荷重の実績隻数は容易に確認できる。

 

3.1.2 定格補助巻上荷重

起重機船の定格補助巻上荷重の大きさは、作業の内容を考慮して定めるものとする。

 

〔解説〕

(1) 大型起重機船では、主巻を2〜4の複数フックとし、補巻は付けず、5〜15tの玉掛けフックを主巻1フックあたり2〜3本装備することがある。

(2) 大型起重機船において、以下のような組合せがある。

1] 主巻(3600t)+補巻(240t)+1本巻(70t)

2] 主巻(2200t)+1本巻(10/5t)

3] 主巻(600t)+補巻(200t)+1本巻(5t)

 

 

 

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