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(1) スターティングモータ

(イ) 構造

スターティングモータは、2・160図に示すような構造になっており、モータ部は回転するアーマチュア部分、磁界を作るフィールドコイル、アーマチュアに電流を流すブラシなどから構成されている。

又エンジンとの結合離脱はマグネチックスイッチにより行われており、マグネチックスイッチはシフトレバーを介して、オーバランニングクラッチを動かしている。

 

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2・160図 スターティングモータの構造図

 

1] フィールドコイル

ヨーク、ボールコア、ブラシ及びフィールドコイルから構成されている。

フィールドコイルはボールコアに直接巻いたものをヨークヘ取り付け、樹脂で固定して、耐熱、耐振性を向上させている。

 

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2・161図 フィールドコイルの構造

 

 

 

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