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図表6-6 朝倉エコミュージアム推進母体の仕組みと展開イメージ

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d. エコミュージアムの実現に向けた制度整備

「考える会」等との協働体制により、ソフト面での連携は可能となる。一方、行政の所管でもある制度面での整備について、エコミュージアムの実現に向け、各種検討が求められる。今後「考える会」または「考える会」の進化したNPO等との協働過程を通じ、以下の検討が必要と考えられる。

ア エコミュージアム実現に向けた規制・誘導方策の検討

・景観条例、建築協定の策定を通じた朝倉エコミュージアムの空間や景観面での誘導、規制

・「考える会」、NPO等の成長に応じ、住民参加型のまちづくり条例(朝倉エコミュージアム条例)の制定の検討

イ 活用を見据えた土地制度の検討

・朝倉町の良好な自然や農村景観を維持したともいえる現行の土地利用形態であるが、今後は活用と保全のバランスを踏まえつつ、柔軟な土地利用の方策の検討

ウ 町民の視点に立った住みよいまちづくりの検討

・町民が集まる公共施設、医療、福祉施設等の所在がわかるようなサインの拡充

・サインとも連動したフットパス整備の検討

・高齢者の移動を支援する町内循環バス等の検討

 

 

 

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