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図1 都心域と都心核

 

(2) 都心域の人口の動向

都心居住政策の効果を示すひとつの指標となる都心域の常住人口および世帯数について、国勢調査結果をもとに学区単位の動向を示すとともに、住宅需要実態調査(平成10年度)の結果をもとに都心居住者の特性について概観する。

都心域の常住人口は、昭和40年から昭和55年の間に、市の郊外や市外の住宅地への転出が増加したため、急激に減少した。その後、減少率は緩やかになったが平成7年頃までは減少傾向が続き、平成12年に僅かではあるが増加に転じている。特にすべての学区が都心域に含まれる中区において9学区中7学区で増加となっている。

 

 

 

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