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マドリッドでの洗礼、ローマ法王との接見など、ヨーロッパで翻弄される使節の運命を描く

11 選ばれた人―イスパニア、セビリアに到着した、常長の不安な心境を歌う

12 神の意思―マドリ王国(フェリーぺ三世)との会見について、常長とソテロの問答

13 会見―合唱によるフェリーぺ三世への賛歌

14 洗礼―常長がフェリーぺ三世臨席のもと洗礼を受ける 「その名はドン・フェリーぺ・フランシスコ・ファシクラ」

16 法王接見―ローマ法王は二人に接見し、祝福するが、イエズス会からの手紙を読み、考え込む

 

長い旅のおわり そして六右衛門のその後まで

17 帰路―船上でのソテロと常長の問答 自らの使命に疑問を感じるソテロと

積極的に運命に従うことに確信を得て強くなった常長

18 旅の終わり―ソテロの独白 その後の二人の不幸な旅程について歌う

「影」は、常長が最後まで穀然としていたが、末路については「誰にもわからぬ」と語る ソテロの最後の暗示

19 人間この奇妙なもの―合唱と「影」による、めくるめく重唱

20 月の浦ふたたび―こどもたちの歌声が重なり、老いた常長と「童」の場面で、ゆっくりと終演

 

 

 

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