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ストレッチ体操で大切なことは、自分自身の柔軟度や体力を考えて、心身共にリラックスした状態で実施することである。

 

4-2 出入港作業

荒天避難等の特別な場合を除いた内航船の出入港作業は、入港及び出港に従事するネットの所要時間に絞ると、精々10分前後の短時間の作業であるが、ここで対象としているのは、事前の準備作業及び事後の片付け作業を含めたものである。当作業は、1船当たり年間に100〜200回と頻度が高い作業であり、また、多くの危険な要素が介在している係船索や係船機等の取り扱い及び滑り易いデッキ上の作業等を含んでいる。該当する作業時に発生した災害の分析等からそのマニュアルの作成に当たっては、次のような点に留意したい。

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着岸作業 -係船機の操作員に合図を送る-

 

1) 船舶の用途(積載貨物の種類)・航行区域・大きさ(船型)・推進機関の出力等により乗組員数・離着岸方法・船体構造が異なる。

船型では、199総トン以下・200〜699総トン・700総トン以上の船型別にマニュアルを作成する等その違いに応じたものとする必要がある。

 

 

 

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