50歳を過ぎる頃になると、体力と共に機能の低下が始まる。例えば、薄明順応が弱くなって明るい所から急に暗い所に入った時などにつまずいたり、機械音や電話の音が聞こえにくくなり、また、記憶力や集中力が低下するので、そうした体力及び機能の低下に対応した災害防止の対策が必要である。

○20〜24歳ないし最高期を基準としてみた55〜59歳年齢者の各種機能水準の相対関係-向老者の心身機能特性-(斉藤一　労働の科学　22巻・1号・6頁・1967年)

　

　

○ストレッチ体操

ストレッチ体操は、筋力アップを期待したものではなく、体の柔軟性を高めてケガを予防することを目的としている。従って、準備運動として最適であり、さらに、激しい運動後の筋肉疲労をストレッチすることで、血行を良くし、筋肉に弾性を与えて、疲労回復を促進する効果もあることから、整理運動としても有効である。

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