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生物種の多様性減少

等々である。

“被害”の列挙であるが、これを地球物質循環という立場からまとめたり、一番基本的な人口増加問題に結び付けて考えるなど、立体目次作成のアイディアの応用・展開に適したテーマであり、海洋科学解明の延長として扱うアイテムとしても地球環境問題に相応しいものといえよう。

地球環境科学には様々な切り口(アプローチ)が考えられ、グローブ作成も決して単純ではない。いくつもの関連グローブの集合体、つまり分野グローブの宇宙的展開の状態が出現するであろう。一つのシンプルグローブとしては「地球環境科学」がモデル的に成立し、対策的発想のもとに「地球環境科学政策」(図1)のような扱いも必要となろう。

関連して、物事をグローバル視点把握し理解するためには、「地球規模科学」グローブの考え方も大切である。

 

図1 地球環境科学政策(EESP)─地球自然と人類生存─

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