第IV段階:採択した点を意味付けした(多重)球内に配分するための座標値付与。(表2)
第V段階:全ての象限、(多重)球内に配置した点群の相関を示す点取り表、つまりマトリックス化を図る。(表3)
第VI段階:立体目次制作ソフトにより、コンピュータグラフィックスとして3D画像化する。(図1)
以後は、仮りの微調整として、便宜的に乱数を発生させて点群分布のまとまりあるいは分散のバラ付き具合いを人為的に見易いパターン化する作業を行うこともある。
モデルグローブでは各象限内の点群配置を均等割りかそれに近い形にしているが、実際の事例解析では象限内の格差や偏りそのものに意味を持つので、それ以外は加工しないのが規則であることは言うまでもない。
いずれにせよ第V段階まではコンピュータなしでも進行する作業であるから、グローブがいかなる形態をとるか、あるいはどのような性格を持たせるかを、作業しながら並行して考えることができる局面であり、立体目次作業のコアとなるソフト作業として重要視されるべきものと考える。