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(3)船側送受波器の指向性パターン改善

現在の油充填型の船側送受波器を空気密型に改善するか、又は、遮音材の追加により、6dBの改善が期待できる。(図11.参照)

従って、(1)項の送信電力のアップ又は、(3)項の船側送受波器を空気密型に改善する方法または、送受波器つり下げ治具への遮音板を追加する方法が適していると考えられる。これらの方法により、S/Nが約6dB改善され、通信距離2,000mを確保することが出来ると考えられる。

改善概要

送受波器内部空気室化

033-1.gif

遮音板取付処置

033-2.gif

図11. 船上部送受波器改善概要図

 

 

 

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