日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

先進国における最新の高齢者対策−フランス・イギリス−

 事業名 少子・高齢社会対策推進のための調査研究等
 団体名 エイジング総合研究センター 注目度注目度5


第6部 高齢者の「長期ケア(Long-Term Care)」をめぐる新しい動き

 

1997年の総選挙のときに労働党が高齢者の長期ケア問題を選挙の争点とし、王立委員会の設立を公約の一つとしたことから、長期ケア問題についての議論や政策提案が活発になってきている。ここでは1999年3月に公表された王立委員会の報告書および1999年末に公表された「長期ケア憲章」をとりあげ、高齢者の長期ケア問題についての最近の動きを紹介する。

 

1) 「高齢者の長期ケア」に関する王立委員会報告書

 

●長期ケアに要する総コスト

同委員会はまず議論を進める前提として、高齢者の長期ケアにかかるコストの現状と将来的な見通しについて検討している。施設ケア(レストホーム、ナーシングホーム、病院での長期入院)および在宅ケア(ホームヘルプ、訪問看護、デイセンター、食事サービスなど)に要するコストを対象とし、高齢者本人が負担する分も含めて計算されている。ただし、社会保障給付のコストは含められていない。すなわち、公費と私費を含めた、高齢者の長期ケアにかかる現時点での総コストということになる。

これによると総コストは110億ポンドで、うち医療サービスが約25億ポンド、対人社会サービスが約45億ポンド、本人負担分が約40億ポンドとなっている(表27)。また、レストホーム、ナーシングホーム、および病院での長期入院を合わせた施設型ケアが約7割を占め、在宅ケアは3割のみであることがわかる。

 

表27 高齢者の長期ケアに要するコスト(1995/96)

109-1.gif

注1) 地方自治体での高齢者向け対人社会サービスの経費(個人負担分を除く)

注2) 個人で自治体にサービス料として支払う金額

注3) 個人で民間業者に直接支払う金額

出所:Royal Commission Report(1999).p10より作成

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
161位
(31,092成果物中)

成果物アクセス数
78,216

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2019年5月18日

関連する他の成果物

1.東アジア地域/高齢化研究−都市の少子高齢化研究<総括編>−
2.高齢化先進国における福祉財政に関する調査研究報告書
3.STATISTICAL ABSTRACTS OF AGING IN JAPAN
4.江戸川区高齢者・子育て世代の移動実態調査報告書
5.平成12年短歌募集要項
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から