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病気にもならず、明るく元気に動きまわっています。すくわれる事は、どの子もとても気持ちのやさしい事である。今現在をすくすくと生きてくれたらと願っています。

双子達が五年生、長男高校二年、次男中学三年の夏、千葉の祖母が脳梗塞で倒れ、長期入院、毎日曜日に見舞、夏休みは平日に私のみ見舞に行ったり、暮れの12月、病院から、お正月は家で過ごしても良いとの事で、我が家で4日間過ごし、また病院生活。そして8月から私は産休代替保母として以前の保育園勤務、3月に終るので、主人の一言で4月から介護生活となり、一時家庭保育も中止。これも「いとしご」にのせたなかから、心やさしい里子達として、以前から遊びに来ては、2週間程泊まってはいたが、高令の事もあり平成6年の7月8日、独り暮らしで脳梗塞になり入院、平成7年4月に同居、家族皆で介護する事になった。中でも一番お世話をするのは、トイレの内まで入って排泄の後始末までやってくれるのが、長女である。私が留守にする時は、友達との遊びを中止して良く看てくれる。ところが、祖母は長女に世話されるのがいやで怒っています。きっとプライドでしょうね。長女は「祖母ちゃん、何もしないのに怒っているよ。」「そお、きっと元気な貴女が羨ましいのよ。それに、怒る時、立ち上がったり、歩き出したり、貴女は、祖母ちゃんの元気玉なんだよ」と話しあっています。

 

 

 

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