でも私は、その時に口に出して伝えられなかったことを「反省ノート」に書くことによって伝え、理解してもらえたのです。今思えば、「反省ノート」は、素直な気持ちになって書くことが出来るので、本当に助かりました。そしてまた、一人の素晴らしい友達をもっていたことが、私を救ってくれました。
その友達は、人の心の痛みを分かる人で、私が大変な過ちを犯したときに、他人にその事を言わず、それどころか私の心の痛みを分かって励ましてくれたのです。
私の高校生活の思いでの一つに、カナダヘの交換留学があります。鹿追高校1年の時、クラスを代表して「アルバータ州 ストーニーブレーン町」へ行くことが出来ました。
カナダの自然が織りなす雄大な景色を見たときや、ホームステイ先の方々との言葉を越えた温かな心の触れ合いを感じたとき、私は、生きているということの素晴らしさを学ぶことが出来たような気がしました。
足寄高校三年の時、私も18歳を迎え、これからの進路を決めなくてはならなくなりました。