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新しいかたちの自立の実践?バウンドリ?の確立を通して?

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


アメリカでは妻の不倫のケースもありましたが、日本ではほとんどの場合、夫の不倫です。妻が相談に来るのですが、妻の心理状態はまさに生き地獄を経験しているようです。夫の不倫への妻の対応は、バウンドリーの第2の「責任の原則」の実践とは正反対です。夫の不倫は、妻にとっては最も屈辱的な行為です。妻がショックと怒りのあまり絶望的になるのは当然といえば当然かもしれません。逆にそうならないとするなら、その夫婦の間には愛がないからでしょう。

しかし、来談する妻たちのほとんどは、自分に魅力がなかったのかもしれないとか、忙しくしていてあまりかまってあげられなかったからだとかいうように、自分を責めたりして、怒りとか落胆などの感情を抑圧していることが多いのです。それでいて、夫をネチネチと責めたり、夫のスケジュールをチェックしたり、また相手の女性に連絡をしたりして、夫をコントロールしようとします。彼女たちの心理状態は完全に夫たちの行動や態度にコントロールされているのです。そして、意識しているかどうかは別として、夫のせいで自分はこんなみじめな精神状態にあると感じているのです。

確かに夫の不倫がなければ、そのようにはならなかったでしょう。しかし、そのような生き地獄から解放されるためには、第一歩として、事実を事実として受け止めることがどうしても必要です。

次に、自分の現在の不安な状態は必ずしも相手次第ではなく、自分自身の中に原因があるということを知ることです。

初めの反応は当然ですが、その後しばらく経過しても同じような反応をしているなら、それは自らに責任があると考えることです。つまり、バウンドリーの「責任の原則」の実践です。相手に責任をなすりつけていると、逆に不倫を長びかせることにもなります。

私は、しばしば「とり乱して対応するか、あるいは冷静な態度で接するかはあなた自身にかかっていますよ」と言います。

 

 

 

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