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新しいかたちの自立の実践?バウンドリ?の確立を通して?

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


そのときに、乳児は緊張感や恐怖感に襲われます。状況がわかりませんのでその度合いは成長した子どもと比べても比較できないほどの不安を感じるでしょう。おそらく子どもはギャーツと泣くと思います。そのときに母親が抱いてあげて安心感を与えると、無防備な乳児にバウンドリーとなって守ってあげられます。それが乳児のバウンドリーを形成する土台になるということです。つまり、こういったことがくり返されると外側からの不安があっても、徐々に「大丈夫なんだ」という信頼感を植えつけることができるのです。

 

b. 母親の内面の安定がカギ

しかしながら、そのときに、母親が非常に不安だとします。育児ノイローゼ、あるいは何か別の問題を抱えていて、内面的に非常に不安とか心配とか怖れなどがあると、乳児は親の心、内面の精神状態を直感的に感じとることができるのです。ですから、母親の精神状態が絶えず不安だと問題です。もちろん、この時期の母親は不安になることもあります。しかし持続してこういう状態になっていると、子どもは親に抱かれても、親の不安、心配、怖れというものを感じとって、緊張感や恐怖感が取り去られません。そうすると、その乳児は、バウンドリーが形成される土台が築かれないということになりかねません。

大人になって、うつ状態になりやすい人というのは、研究結果によって、子どものころに親がうつ的な状態であったということがわかりました。たとえば母親がうつ的な状態になっていると、子どもはそれを感じとり自分の性格の形成に取り入れて成長します。そういう子どもが大人になると、何か問題があるとうつ的な状態になることで対応するようになります。うつ状態になるということは、その問題に立ち向かうより逃げる、引き下がることによって対応しようとするのです。こういうことでは自分にふりかかる困難や問題に対する解決は期待できません。問題はそのまま残り、さらにうつ状態になりやすくなります。

 

 

 

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