日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

新しいかたちの自立の実践?バウンドリ?の確立を通して?

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


つまりこの夫は支配的で巧みに妻のバウンドリーを侵しているのです。

このような場合には、夫婦の間で支配者と同意者という関係がライフスタイルになってしまっているのです。ですから、容易には2人の間にバウンドリーを確立するのはむずかしいことは間違いありません。このようなケースは、慢性的な病にたとえるとよくわかります。ですから、相当の時間をかけてバウンドリーを確立しないと、相手に対して非常なショックを与えてしまいます。いままで「イエス」とばかり言っていたのを「ノー」と言い始めたら、それも25年間もそのような関係だったのだとしたら、それは無理もありません。

私はよく結婚カウンセリングをしますが、大体の場合、まず妻が来ます。カウンセリングを通してある程度自分というものが確立してくると、夫婦間の力関係が変わってくるのです。そうすると、夫はセラピストに対して嫌悪感をもつことがあります。特にバウンドリーの問題ではそうなる可能性が非常に大です。まず夫との関係で問題だと感じたことから少しずつ実践していくことです。あまりにも巧みな人の場合には、その話術の中に入ってしまい、動きがとれなくなっていることもあります。まさに半分はマインドコントロールされているのです。

そのときに何をしたらよいかというと、バウンドリーがないのですから、はじめは「地理的距離」をとることです。たとえば、夫と話をしていて、「あっ、きたな」と思ったら、「この話はまたあとでしましょう」と言って夫のもとから距離的に離れることです。決してその話術の中に入ってはだめなのです。「あっ、きた」ということがわかるようになるのも、ある程度バウンドリーができてからといえるでしよう。バウンドリーが侵されると思うと警報システムが鳴るわけです。あまり拒否的な態度をとってもいけません。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
303位
(35,367成果物中)

成果物アクセス数
39,002

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2022年12月3日

関連する他の成果物

1.こころを癒す?ホスピスケアとボランティア?
2.医療場面におけるコミュニケーション・スキル
3.生活医学シリーズNo.125「摂食障害(拒食と過食)の理解と家族の対応」
4.生活医学シリーズNo.126「上手な医療のかかり方」
5.生活医学シリーズNo.127「腰痛を治し、再発を予防する生活習慣」
6.生活医学シリーズNo.128「喫煙:21世紀の疫病」
7.生活医学シリーズNo.129「訪問看護婦・ヘルパーの家庭訪問時の心がまえ」
8.ピースハウスホスピス教育研究所?業績年報1999?
9.保育所外国人保育実践セミナー
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から