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鉄道車両内への自転車持ち込みに関するモデル事業調査報告書

 事業名 運輸交通における地球環境問題に関する調査研究
 団体名 交通エコロジー・モビリティ財団 注目度注目度5


地元でも、自転車が乗せられることを知っている人がどのくらいいるのかという疑問もある。

観光振興面においては、効果があるかどうか。それというのは、養老の滝などの観光地は坂が多いし、日帰りバスツアーやマイカーで訪れる人がほとんど。また、自転車専用道路が十分整備されていない現状で、交通安全面での問題もありそうだ。

─鉄道は、環境に優しいと交通手段という側面もある。養老線を活用するには、どうしたらいいのか。

稲葉 まず、スピードアップが必要。隣の道路を走るマイカーにどんどん追い抜かれるようでは、鉄道利用者はマイカーを使わない通学の高校生や高齢者、一部の通勤者だけになる。自転車は、通勤・通学の混んでいる車内に乗せるわけにはいかないし、最寄り駅周辺に置いておいた方が合理的だろう。

次いで、運行本数を増やし、鉄道を便利な乗り物とすること。運行本数が減少し不便になるから利用客が減少するのか、利用客が減少するから運行本数が減るのかは、ニワトリとタマゴの関係。どちらが先か後かではなく、利用客が便利と感じる方策が大切だ。サイクルトレインよりはスピードアップであり、電車の増発が重要だ。

さらに、便利という点から、JR東海道線への乗り入れを検討していただきたい。ここ(美濃高田)から養老線を利用する人は、大垣に行くケースが多いが、岐阜やその先まで向かう人もいる。養老線は、鉄路がJR線と同じ狭軌であり、利用客の増加は環境保全を促進することになる。

─養老町自体の環境行政について。

稲葉 清らかな水と豊かな緑という環境保全は、稲作それ自身が担っている部分が大きい。減反政策が進むなかで、環境問題も考慮して農・工・商業のバランスのとれた振興施策を展開していかなければならない、と考えている。

当面の環境課題は、やはりごみ問題であり、まずはごみの減量化。これを踏まえて、分別収集による資源化を進めている。資源ごみとそれ以外のごみに分け、資源ごみはビニール・プラスチック、缶、びんに分別し、びんは3種類に色分けしている。それ以外のごみは、燃える、燃えない、粗大の3種類に分類する。

ごみ減量作戦の一環として、生ごみを家庭でたい肥化できるコンポストなどを補助金を付けて普及を図っている。また周辺の町と一緒になって、国のダイオキシン排出基準をクリアした新しい清掃センターの建設計画も推進中だ。

 

 

 

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