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鉄道車両内への自転車持ち込みに関するモデル事業調査報告書

 事業名 運輸交通における地球環境問題に関する調査研究
 団体名 交通エコロジー・モビリティ財団 注目度注目度5


−近鉄・養老線では利用区間、曜日、期間を限定してサイクルトレインを運行している。

小倉 養老線の沿線は観光資源が豊富なので、サイクルトレインはまず観光振興に果たす役割が大きい。市内の大垣城、松尾芭蕉の「奥の細道」結びの地などと合わせ、養老線を利用し自転車で巡れば素晴らしい旅が楽しめる。沿線はタクシーのない駅もあるので、サイクルトレインはたいへん結構な施策だ。

大垣-下深谷間に限定されている区間も拡大して欲しいし、できれば揖斐線でも導入していただきたい。利用できるのは土曜、休日および春、夏休み期間とかなり限定されているが、さらに広げれば利用者も増えるのではないか。

−サイクルトレインと環境との関係について、どう考えるか。

小倉 新しい交通文化の形成に向けての試みとして、高く評価する。サイクルトレインがもっと全国的に普及すれば、自動車中心の都市交通体系が変化していくのではないか、という期待がある。大垣市はもとより、環境問題への関心が全国的に個人レベルまで浸透しているので、サイクルトレインもかなりスムーズに受け入れられるのではないか。

観光ばかりか、サイクルトレインの普及によって通勤・通学での利用も増加する。駅前のマイカー駐車スペースは限られており、自転車を使っても電車を降りた先の足がない。こうした事情によるマイカー通勤者も、かなりの数に上るのではないか。

国を挙げて、環境に対する意識改革に取り組んでいる時だけに、サイクルトレインを普及するいい機会だ。JR東海にも、ぜひ取り組んでもらいたいと思う。

−大垣市自体の環境保全への取り組み状況はどうか。

小倉 大垣市の特徴である「水と緑」の保全・創造を主眼とした「環境基本計画」を、今年3月に策定する。公害排除を達成した時と同様に市民、事業者が参加し、行政との3者協力で策定作業に取り組んできた。市民、事業者は直接参加者だけでなく、アンケート調査などで、幅広く意見を汲み上げたので時間もかかったが、それぞれが主体的に環境保全に取り組むことを確認し合った意味は大きい。

12年度にスタートする環境基本計画の推進組織は、市民、企業、行政、学識の四部会で構成する「環境基本計画検討委員会」が移行することになる。また計画は、3者それぞれに「環境への配慮」を求めている。さらに、基本目標6項目を定め、項目ごとにきめ細かく環境保全施策を決めた。6項目は1]水の潤いのあふれるまち2]環境にやさしいまち3]安心して快適に暮らせるまち4]歴史と緑あふれるまち5]自発的に環境を知り、学べるまち6]環境行動を実践しやすいまち-で、公開・行動・チェックによって「環境まちづくり」を進めていく。

 

 

 

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