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鉄道車両内への自転車持ち込みに関するモデル事業調査報告書

 事業名 運輸交通における地球環境問題に関する調査研究
 団体名 交通エコロジー・モビリティ財団 注目度注目度5


4)九州旅客鉄道

1]事業者が最優先しなければならないことは、自転車持ち込み利用客と一般乗客の安全確保。モデル事業を通じて、このことを改めて確認した。安全のためには自転車持ち込み利用客と一般乗客をはっきり区分けする必要があり、これをいかに効率よく実施するかが大きな課題だ。

2]現段階では自転車持ち込みを本格的に実施する考えはない。豊肥線では自転車持ち込み用に専用車両を導入したが、これには相当の経費がかかる。採算を度外視してまで自転車持ち込みを継続することはできない。ただ、今後、自転車持ち込みに対するニーズが大幅に高まり、収入アップにつながる可能性が出てくれば、本格実施を検討する可能性はある。

3]もし本格実施するとすれば、改札口の幅を広げるなどの改造を施さねば一般乗客からの苦情が出る。車両に関しても、手で自転車を支える方法では安定性が十分ではないので、何らかの固定金具が必要になる。

4]ただ漠然と自転車持ち込みを行っていても、利用客の増大は見込めない。沿線で行われるイベントとタイアップし、それに合わせて利用客を募集するなどの活動を通じて、市民の啓発を図っていきたい。

 

 

 

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