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エコロジー事業

地球環境の保全につとめる交通を。

 

専門家の意見やモデル事業から、温暖化防止策を探っています。

 

地球温暖化防止シンポジウムを開催しました

平成9年12月の気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)において採択された京都議定書に定められた温室効果ガス削減目標を達成するためには、運輸部門、とくに運輸部門全体の9割近くを占めている自動車からの二酸化炭素の排出量抑制が喫緊の課題となっています。

こうした課題解決のための一方策として、去る11月26日、運輸省、環境庁、日本財団の後援を得て地球温暖化防止シンポジウムを開催しました。

これは、各界の有識者の論議を交えて、今後の自動車をはじめとする運輸部門における地球温暖化対策の方向性について考える場として開催したものです。

当日は、二階敏博運輸大臣ならびに清水嘉与子環境庁長官のご臨席を賜り、盛会裡に終了しました。

 

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二階敏博運輸大臣

 

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清水嘉与子環境庁長官

 

●開催概要

日時:平成11年11月26日(金)13:00〜15:40

場所:東条インペリアルパレス

標題:地球温暖化防止シンポジウム 〜地球環境と共生する自動車社会を目指して〜

 

●基調講演

テーマ:「21世紀に向けて地球温暖化抑制への更なる技術革新」

講師:萩野道義氏(本田技研工業株式会社代表取締役専務取締役)

 

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基調講演

 

●パネルディスカッション

テーマ:「地球温暖化問題と自動車税制のグリーン化」

コーディネーター:石弘之氏(東京大学大学院創成科学研究科教授)

パネリスト:

浅岡美恵氏(気候ネットワーク代表弁護士)

香川勉氏(日本自動車工業会常務理事)

佐和隆光氏(京都大学経済研究所教授)

神野直彦氏(東京大学大学院経済学研究科教授)

 

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パネルディスカッション風景

 

 

 

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