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2]就業構造

調査対象4県に常住している15歳以上の就業者の就業構造をみると、産業構造と同じく、「農林水産業」のウェイトが14.0%と、全国(0.6%)と比較してかなり大きい点が特徴である。4県の中では宮崎県が最も大きく、15.0%となっている。

一方、「製造業」のウェイトは小さく、全国が21.1%であるのに対して14.3%である。調査対象4県のうち製造業のウェイトが最も大きい県は大分県で、15.4%である。宮崎県は、就業者数では14.9%と、4県の平均をやや上回っている。以下、熊本県(14.6%)、鹿児島県(12.9%)の順である。

「卸売・小売業,飲食店」は、各県とも21%前後で、全国(22.8%)より若干ウェイトが小さい。「運輸・通信業」についても、全国が6.1%であるのに対し、調査対象4県は5.2%と、ややウェイトが小さい。

 

図2-1-3 調査対象4県の産業別15歳以上の就業者数(1995年、常住地ベース)

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資料)国税調査報告(総務庁)より(株)三和総合研究所作成

 

 

 

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