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(3)主要産業の動向

1]農林水産業の動向

調査対象4県の農業粗生産額は約1.3兆円であり、九州全体の70%を占め、人口や県内総生産と比較して構成比が非常に高い。

県別にみると、鹿児島県が最も多く、以下、熊本県、宮崎県が次いでいる。

 

表2-1-3 調査対象4県の農業粗生産額(1997年)

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資料)生産農業所得統計(農林水産省経済局統計情報部)より(株)三和総合研究所作成

 

品目別にみると、調査対象4県の農業粗生産額は、全国と比較して、耕種のウェイトが小さく、畜産のウェイトが大きい点が特徴である。特に、宮崎県と鹿児島県における畜産のウェイトが大きい。

調査対象4県は、また、加工農産物のウェイトも全国と比べて大きく、特に熊本県においてその傾向が顕著である。

 

図2-1-4 調査対象4県の品目別農業粗生産額(1997年)

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資料)生産農業所得統計(農林水産省経済局統計情報部)より(株)三和総合研究所作成

 

 

 

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