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図2-2-1 長崎港の月別輸入コンテナ貨物取扱実績

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資料)長崎県臨海開発局資料より三和総合研究所作成

 

表2-2-2 仕出地別輸入コンテナ貨物実績

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注)  少数点以下四捨五入したため、内訳の計と合計が一致しない場合がある。

資料)長崎県臨海開発局資料より三和総合研究所作成

 

このように、長崎港を利用する輸出入コンテナ貨物の特徴として、輸出の取扱実績がほとんどなく、輸入においては石材や花崗岩といった鉱産品関係の輸入に大きく依存している状況がうかがえる。これら鉱産品の大半が特定の用途に利用されていることから、全体の取扱量も、その荷動きに大きく左右されている。

 

2]韓国航路

次に、韓国航路について、1999年7月の航路開設から2000年1月末までの取扱実績をみると、平均で1便あたり10.0TEU(輸入8.4TEU、輸出1.6TEU)の取扱実績である。これまでの集荷活動の結果、2000年1月には他品目に渡り相当数の伸びを示し、1便あたり31.3TEUの実績となった。なお、小口混載貨物(LCL)の取扱いも行っており、輸出入ともに全体の1割程度が該当している。

本航路の開設によって、長崎からトランシップを活用して中国以外のアジア地域や欧米との輸出入が可能な体制がつくられている。

 

 

 

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