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BTCVではチェーンソーの使用者に対する実施規定があります。この規定はグループから要請があれば、あるいはチェーンソーのトレーニングの受講時に、配布されます。また、BTCVの保険に加入しているグループは、この規定を必ず守らなければなりません。公式な認定を受けるためのトレーニング・コースに関する詳細は、BTCVの地域グループ・ユニットに問い合わせてください。認定資格を持ったインストラクターの存在は重要です。

 

チェーンソーの使用者が、プロジェクトのリーダーや救急処置の係りを、決して兼任してはいけません。

 

動力機械を使用するグループは全て、適切な保険に加入しなければなりません。追加手数料を支払えば、動力機械の使用もBTCVの保険の適用となります。

 

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プロジェクトのリーダーをしながら同時にチェーンソーを使ってはいけません。

 

動力機械を使用する場合は、手道具を使っているボランティアが仲間外れになったと感じることのないように、気をつけてください。動力機械の使用によって、ボランティアが何もしないで立ったままになったら、何の意味もありません。動力機械を手道具と並行して使用する場合には、綿密な計画が必要です。動力機械を使用しなければならない場合には、必ず使用者が出来るだけ他のボランティアから離れるようにしなければなりません。そして、他のボランティアにも安全な距離を保つ必要があることを必ず認識してもらいます。また現場では、作業場所やお茶の道具おいた場所から十分離れた場所に、燃料補充場所を確保するようにします。動力機械を運ぶ際には、スクラブカッターは必ず刃を外して別々に注意して運ぶか、あるいは刃にガードをつけて運ばなければいけません。手道具での作業日と、チェーンソーを使用する作業日を、別の日に設定することを検討してもよいでしょう。

 

 

 

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