ア.　企業規模別

規模別にみると採用見込み数について｢5千人以上｣の企業が厳しい対応を示しており、｢増やす方向｣は僅か7%に対し｢減らす方向｣は49%で昨年の結果(それぞれ38%、17%)と様変りとなっている。その他の規模でも｢増やす方向｣、｢減らす方向｣の関係はほぼ同様であるが、｢千人未満｣の企業では｢採用しない方向｣が14%で各規模の中で最も高い。

第16表　平成11年4月の採用見込み数の対前年比較

1]　企業規模別

(注)

1.　(　)内の数字は、平成9年の調査結果を示す。

2.　うち、事務系の回答企業数は287社、技術系は250社であり、各企業規模の回答企業数とは一致しない。また、採用見込み数の回答割合も、事務系及び技術系それぞれの回答企業数に対する割合である。

　

イ.　産業別

｢農林漁業、鉱業、建設業｣、｢電気･ガス･熱供給、水道業、サービス業｣、｢運輸･通信業｣の3業種は｢増やす方向｣がゼロであるのがまず目につく。また、｢農林漁業、鉱業、建設業｣は｢減らす方向｣が68%(昨年調査38%)と群を抜いている、その他では｢卸売･小売業、飲食店｣は｢採用しない方向｣が18%などが目立つが、あとは全体の流れと同様な結果となっている。

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