参考資料
I 油吸着材の吸着性能方法ドラフト版(米国材料試験協会作成)
ASTM 番号:F726-81(1993年再認可) ε1
標準試験法
吸着材の吸着性能方法
この標準試験法は、固定番号F726をつけて発行される。この番号の直後の数字はオリジナル版の年度、あるいは改訂の場合には最終改訂版の年度を示している。括弧内の数字は、最後に再認可を行った年度を示している。右肩の上付文字エプシロン(ε)は、最終改訂または再認可後に行った編集上の変更を示す。
この標準試験法は、国防総省の各機関による使用が認可されている。国防総省が採用した特定の発行年度については、DoD Index of Specifications and Standardsを参照のこと。
(注)11節は1993年10月に編集上追加した。
1. 適用範囲
1. 1 この試験方法は、水の表面から、非乳化油やその他の混合しにくい浮遊液体を取り除く吸着材の性能を調べるための試験室試験に当てはまるものである。
2. 参考文献
2.1 ASTM規格
D1596 包装緩衝材の緩衝特性に関する試験法2
D2859 加工繊維床敷き材料の可燃性に関する試験法3
2.2 連邦規格
連邦規格No.141a 塗料、ワニス、ラッカー、及び関連材料の検査、サンプリングと試験法4
2.3 軍用仕様書
MIL-I-631D 電気絶縁、合成樹脂組成(非剛性)4
3. 試験方法の概要
3.1 吸着材は、保管に関するファクターについては確立済みの標準試験法を用いて試験を行うが、他の性能については特別に開発した試験を用いる。後者の試験には、油と水の吸着強度、浮力及び再使用性試験が含まれている。
4. 試験法の意味と使用
4.1 この試験方法は、一定の方法で吸着材の比較を行う場合の基礎として用いるものである。
4.2 この試験方法は、別の規格に基づく吸収材に対しては適当でない。