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基本は船体座標系で、船底ベースライン面上の船体中心線、それに直交する船尾垂線を座標軸とする「右手系」で定義する。その他はすべて、この船体座標を絶対座標系とする相対座標系である。

「原寸」表示に関わる:-

1)部材座標系と船体座標系の対応関係

2)部材座標系と素材座標系の対応関係

を、[図1.2.1 座標系の対応]に示す。

「右手系」とは、右の手の親指・人指指・中指の3本を、それぞれ直角に立てたときの関係に、3座標軸がなることを言う。船体座標系で、幅方向座標値は、左舷が正(+)、右舷が負(-)となる。

 

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図1.2.1 座標系の対応

 

演習題:-

数値現図での船体座標は、なぜ右手系になったのだろうか?

 

 

 

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