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開発途上国の運輸分野国際協力に関するセミナー開催事業講演録(第5回)

 事業名 開発途上国の運輸分野国際協力に関するセミナーの開催
 団体名 海外運輸協力協会 注目度注目度5


ついては、機動的に供与できるというスキームがないだろうかというので、十数年前は相当、議論があったんですが、それが実を結んで、草の根無償という形になって、大体1,000万円、現地でいうと8万ドルぐらいはスムーズに出るようになっていると。これは救急車とか浄水器とか、結構、そういったものにすぐ出せると。これがまた非常に便利でして、8万ドルといいますと、我々は小額なんて最初は言っていたんですが、とてもそういう感じではなくて、途上国のほうにとっては大変大きな額で、それで台風が来た後の橋とか道路の修理もできるというような感じなものですから、かなりな額ですね。

今回、ホンジュラスに行ってプロジェクトを見たときに、プロジェクト方式技術協力というのがあるんですが、それにプロ基盤整備費というお金がついているんですけれども、1,700万円で2階建ての、結構、広い事務棟が建っているんです。ですから、10億、20億かけて病院や建物をつくっているのから比べると、随分、違うなと。1,700万円でもこれぐらいできるんだなという感じを、もちろん現地の施工でやっているんでしょうけれども、印象を受けたり、大分、様相が違ってきておって、フレキシビリティが増していると。逆に言うと、フレキシビリティが増しているので、アイデアを出すと、結構、結びつくなどいう感じを持っています。

ちょっと雑談みたいな話になりましたけれども、一昔前から比べると、大分、経協局の内容といいますか、あり方というのが大分変わってきているなということを感じます。今日、実はその開発協力、出張から帰ってきたばかりということもあって、とりあえず開発調査の11年度の予算、政府原案に含まれている予算案について資料をお配りして、さらに10年度で採択された新規の採択案件についてお配りしてありますが、これは資料としてお持ちいただければ結構だと思いますが、開発協力課は、ご存じだと思いますけれども、一応、経協局には有償、無償、技協、開協という4つの現業課がありまして、その4つの現業課のうち、開協、技協というのはJICAの関係で、JICAの十幾つある技術協力の形態のうちの1つの開発調査をやっている課が開発協力課ということになっているので、本来だったら、技協課と海協課が一緒になってJICA全体を見ればいいんでしょうけれども、これは私、メキシコから帰ってきたときに、昭和59年でしたか、技協1課、技協2課、開協課という、技協3課と言われていたんですが、技協3課ありまして、技協2課がプロジェクト方式技術協力をやっていまして、それが59年の6月にがちゃんこしまして、技協1課、2課が技協課になったと。それで、開協が一緒になれば、大技協課ということで、JICAに対する1つのまとまった課としての位置はできるんでしょうが、今のところ、技協課、開協課ということで来ているという状況です。

そこの開発協力課、JICA全体では1,700億円ぐらいの予算ですし、無償は二千五、六百億円の予算で、そのJICAの中の1,700億円ぐらいの予算の中で、開発調査が占める予算は大体250億ぐらいと。250億ぐらいの予算で開発調査をやっていて、それプラス、若干の事業があるということで、開発協力課がやっている大きな事業というのは、この開発調査ということになります。これは10年度予算からすると、マイナスの27%の減ですが、ほぼ現状維持的な形でできていると。252億円ということで、11年度は予算をいただく予定にはなっております。一般調査に必要な経費、農林水産、地下水、大規模、実施設計、市場経済化支援、事業効率促進ということで、中身的にはこういう細目が立っていますが、大体、全体がマイナスなものでから、ほとんどマイナスで、従来からあるような形での、件数については若干のマイナスになっています。ここで6. 市場経済化支援に必要な経費というので、これは伸びています。それから事業効率の促進ということで、これも若干、伸びております。

1つの流れといいますか、経済協力全体の今の流れとしては、社会セクター、貧困対策、それからソフトというのがキーワードみたいな形になってきておりまして、従来型の、従来のもちろん経済インフラ、社会インフラ、農林水産関係、それから水とか、そういった重要な案件は、それはそれで既存のものはあるんですが、さらに加えて、自己完結型というんですか、政策アドバイス的な形での市場経済移行への支援、それから世銀が結局、今まで市場経済を活性化させて自由化を推進して、経済の力で国を開発していこうといった路線がなかなかうまくいかないので、しびれを切らせて、貧困問題を直接取り上げてきたということから来る貧困セクター、社会セクターへの援助をどう行っていくかという大きな流れがあって、大体、その流れに従った案件の採択がしやすい雰囲気になっているというのがあります。ですから、一昔前のように、円借はまたちょっと違うんですけれども、経済の開発、経済的な分野での大規模なプロジェクトというよりも、むしろ無償技

 

 

 

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更新日: 2019年5月18日

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