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UNEP:国連環境計画(United Nations Environment Programme)

WCP:世界気候計画(World Climate Programme)

WHO:世界気象機関(World Meteorological Organization)

CCAI:Calculated Carbon Aromaticity Index。着火性の良否を表す指標の一つ。芳香族含有量と着火性との関連に着目した指標である。着火性の良否を示す値はセタン価であるが、最近では低質重油の着火性はCCAIを用いることが多い。

NDIR:非分散型赤外線分析計(Non-dispersive infraredanalyzer)。または、赤外線吸収スペクトル分析計ともいう。CO2、CO、SO2計など測定原理。一般に分子は赤外線領域の特定の波長域を選択的に吸収し、その吸収量は圧力一定のガス体ではその分子の濃度に比例することを利用して濃度を計測する。試料ガスの流量変動の影響を受けにくく、日常の保守、管理が容易である。

CLD:化学発光分析計(Chemiluminescent detector)。NOx計の測定原理。一酸化窒素(NO)がオゾンで酸化される時に発する光を光電子増倍管で検出する。二酸化窒素(NO2)はコンバーターに通してNOに還元した後で測定する。

HFID:THC計の測定原理。加熱型水素炎イオン化型分析計(Heated flameionizat iondetector)。水素炎中に炭化水素(HC)が導入されると複雑なイオンが生じる。炎をはさんで対向した電極を設け、その間に直流高電圧を架けると炭化水素の炭素数に比例した微少なイオン電流が流れるので、これを電圧に変換して測定し、全炭化水素量を測定する。

磁気圧法:O2計の測定原理。不均一磁界中に常磁性の気体が存在すると、常磁性体は磁界の強い方に引きつけられその部分の圧力が上昇する。O2ガスは他のガスに比較して常磁性が非常に強いため、このことを利用した測定方法が用いられている。

SCR:選択接触還元法(Selective catalytic reduction)。アンモニア等の還元剤を用いて排ガス中のNOxを選択的にN2およびH2Oまで還元する脱硝方法。

トンキロ:何トンの貨物を何km運んだか〔運んだ貨物の量×輸送距離〕、または何トンの船が何km動いたか〔船のトン数×船の動いた距離〕を表す単位。トンマイルを使用する場合もある。

 

 

 

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