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(イ) 約束組手応用編

A. 相手の攻撃に対する防御

相手の突き・蹴りを確実に防御することに集中する。

a. 最初は後退・左右へ移動しながら、手や腕で受けた方が確実で安全である。下の例では、後退・左右への移動は( )で示してある。

b. 間合いがしっかり見切れるようになったら、フットワークあるいは手・腕のみでよけることも可能である。

B. 相手の攻撃に対する防御から反撃

次の反撃を念頭において、相手の攻撃を防御することが大切となる。

 

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*児童に防御の技術を指導する時は、容易にできて、かつ安全に行えることが大切である。例えば相手の前蹴りに対して、下段受けで受けた場合、腕をケガする恐れがある。後退か左右へ移動して、掬い受けで受ける方が、容易で、かつ安全である。

 

 

 

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