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表4.5 測位方法と補正データの関係

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4.4 誤差管理

 

MOPSの改訂によって、HPLWAAS、VPLWAASや最小自乗測位演算に使用する誤差推定に関する内容に以下のような変更が加えられた。

1) 新たにDegradation Parameters Message TYPE 10が迫加された。

2) UDREIは高速+長期補正の誤差であったものが、高速補正の成分だけに改められ、長期補正のパラメータが新たに追加された

3) HPLWAAS、VPLWAASを求めるための誤差と最小自乗測位演算の衛星毎のウエイトを決定するための誤差の計算が分離され、HPLWAAS、VPLWAASの計算方法、係数が決定された。

4) Type27 WAAS SERVICE MESSAGEではサービスエリアにおける精度の劣化データ(δUDRE)を放送していたが、このデータ自体は誤差の管理に使用されなくなった。

以上のように誤差の推定方法、測位演算に使用するウエイトの計算方法等が変更され、関連部分の設計を変更した。(昨年度報告書3.5.4項の内容が以下に変更される)

 

関連データー覧

HPLWAAS、VPLWAAS及び最小自乗測位演算を行うに必要な誤差関連のデータを以下に示す。これらは各衛星毎に求める。衛星番号を示す添字“I”は省略している。

 

 

 

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