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2.2.5.2 インターフェース部ブロック図

図2.19にインターフェース部ブロック図を示す。

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図2.19 インターフェース部 ブロック図

 

2.3 ソフトウェア開発

2.3.1 ソフトウェア開発システム

ソフトウェア開発作業は、能率と信頼性の確保のため、設計作業に於いては、CASEツールとしてTeam Workを採用、開発環境として米国ウインドリバー社のTornadoを新規に採用した。

Tornadoの全体の構成を図2.20に示す。

ホストのSPARC work station上にはランチャによって一元管理されているGUIを持つ開発ツール群が存在する

Launcher:Tornadoのナビゲータで各種ツールの起動やターゲットマシンとの接続を行う。

WindSh:ターゲット側のOSのシェルに相当するプログラムでOSとのインターフェースを提供する。

CorssWind:C、C++のソースレベルデバッガ

WindConfig:

 

ホストとターゲットはイーサネット、シリアル、ICE、ROMエミュレータ等を使用して通信を行う。今回の開発ではイーサネットを採用した。

ターゲット側にはコアOSを核としてアプリケーションソフトウェアが搭載されている。OSは各機能がモジュール化されており、必要に応じて、マイクロカーネルの5kBから開発環境全てを含んだ場合の約480kBまでユーザの必要に応じて、最適な構成のものを使用することが出来る。

 

 

 

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