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(8) 愛知県岡崎市における自己啓発の取組事例

 

愛知県岡崎市においては、人材育成の3本柱のうち、現状としては職場外研修が多いが、今後は職場研修にウエイトを置いていく予定であるとしている。また、自己啓発については、現状としては2番目にウエイトを置いているとともに、今後も2番目にウエイトを置いていく予定であるとしている。

人材育成関係予算は、平成10年度ベースで35,353千円で、そのうち12.6%に当たる4,468千円を自己啓発に充てているが、今後、さらに充実を図っていきたいとしている。

通信教育講座の受講費用の助成のほかに、受講費用の助成を行う通信教育講座について斡旋を行っている。対象となる通信教育講座の数は94であり、その分野は、コミュニケーションがいちばん多く、次に教養と管理者向け人事管理が続いている。

斡旋している講座を受講する際には、受講料の2分の1(上限15,000円)を助成している。平成9年度では、152名の受講者のうち、144名の94.7%が修了している。修了しなかった者には、助成金を返還してもらっている。

これらの通信教育講座の選定に当たっては、毎年内容の見直しを図り、斡旋する際には難易度を示すなどのエ夫を凝らしている。

自主研究グループの活動については、活動に必要な経費の助成及び図書・教材・機材等の貸与の支援を行っており、自主研究グループに参加しているメンバーは、一般職員が多い状況にある。

 

 

 

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