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3. 「長期滞在のパッケージの研究―新たな温泉を利用した産業創出」

別府の宿泊は一泊であり、旅行者に長期滞在してもらうには、パッケージの研究が必要である。

 

・別府ならではのユニークなセールスポイントは何かを明らかにすることが大事だ(ドイツ)

 

4. 「モータリゼーションとリラクゼーション都市空間破壊とその修復」

この問題は行政と密接な関係を持つものであり、別府をリラクゼーションの空間として改善するためには、市街からいかに車を排除するかが、キーとなる。

 

・中長期的なプランで、モノレールをつくり、別府の観光資源を見ることができるようにしたらどうか。観光バスのイメージを明確にし、通勤バスと異なったカラーにする(韓国)

・温泉をめぐるシャトルバスを30分毎に走らせたらどうか(韓国)

 

5.キーワードは「ウェルネス」

・行政が市街地における都市化をコントロールし、自治体及び国が資源をどう引き出し、どう運営するかが「ウェルネス」を導くポイントになる(英国)

・「ウェルネス」を進めるなら、お湯の種類の違いを具体的に説明し、この部分の健康には、この温泉にいくとのアドバイスができるシステムをつくるとよい(ドイツ)

・砂湯はその効果をもっと強調して表現したらよい(韓国)

 

6. 「資源保護-環境と温泉活用」

・環境保護の観点から、自動車の利用を減らしバスの利用を増やすため、温泉めぐりとバスを組み合わせたらどうか。温泉カードをつくり、お湯めぐりとバスにも乗れるようにする(ドイツ)

・環境保存問題は官が前にたって進めていかねばならない(韓国)

 

 

 

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