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(3) 鉄道車両への自転車持ち込みの今後の展開について

 

鉄道車両への自転車持ち込みの今後の展開については、やめるべき、限定的に行うべき等の否定的意見は非常に少なく、現状維持もしくはサービスの拡大が期待されている。特に平日の運行を行っていないJR北海道、三岐鉄道(春夏冬休暇中は運行)については、平日へのサービス拡大が期待されている。

 

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(4) 鉄道利用者のニーズの整理

 

鉄道利用者については、鉄道車両への自転車持ち込み利用意向は高く、サービスの拡大により、利用のチャンスが増えれば利用が増えると思われる。利用形態としては、短距離利用においては、無料で手軽に利用できる形態(富士急行、三岐鉄道、JR四国)が望まれており、長距離のレジャー(1日がかりでサイクリングを楽しむ者)の場合には、適切な有料料金で快適な鉄道での移動が求められている。

 

 

 

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