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(2) 自転車持ち込み施策の分類

 

運行形態と利用目的(通勤・通学、業務、買い物、レジャー、私事)の組み合わせにより以下のように分類される。

運行形態については、常時利用可能な運行であるか、期間を絞った形で利用可能な運行であるかを軸として、大きく以下の3分類として整理される。

 

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1] 常時運行(毎日、営業時間内をある程度カバーして運行する。)

常時利用に関しては、様々な目的の利用者により利用される。

2] 定期運行(曜日、時間帯を絞って運行する。)

ある特定の目的(買い物、レジャー、通勤通学等)の利用者を想定し、曜日、時間帯を絞って運行されるため、想定利用者の利用が中心となるが、それ以外の利用も含まれる可能性がある。

3] 不定期運行(単発的に運行する。)

イベント等の特定の目的のために単発的に運行するもので、利用者はイベント等への参加者に限定される。

 

(3) モデル事業路線の位置づけ

 

本調査のモデル事業を行う事業者は、以下の4事業者であり、各路線の性格を上記分類を用いて整理する。

 

JR北海道 函館本線(白石〜ニセコ、函館〜大沼)、釧路本線(釧路〜川湯温泉)

石北本線(北見〜知床斜里)、留萌本線・函館本線(旭川〜増毛)

JR四国 予土線(宇和島〜窪川)

富士急行 富士急行線(大月〜河口湖)

三岐鉄道 大矢知〜西藤原

 

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