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2) 住民意識等からみたP&BRシステム導入の可能性

都市交通問題等からみたP&BRシステム導入の必要性とは別途、現実に実証実験を行うためには、住民意識等からみた導入の可能性を検討する必要がある。

図2-1-7に示した通り、「公共交通利用促進調査」(平成10年3月、新潟市)によれば、住民意向としての「P&BRシステム利用可能性」は豊栄市(東方面)、白根市(南方面)、新潟市南部(南方面)が相対的に高く、この点からは東及び南部方面での導入可能性が高い。

以上を総合すると、P&BRシステム導入の必要性及び可能性から、候補路線(方面)を抽出すると以下の2路線(方面)が挙げられる。

・ 東部路線

・ 南部路線

 

(2) P&BRシステム実施可能性の検討

P&BRシステム実施可能性は、以上の検討結果に、システム駐車場確保等の実際上の制約条件を加え検討する。

 

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図2-2-1 P&BRシステム実施可能性の検討フロー

 

1) システム駐車場の確保

実証実験の実施にあたり、システム駐車場として利用可能な駐車場は前出の図2-1-21の通りである。

このうち、駐車可能台数の観点からは「新潟競馬場駐車場」(東部路線)、「鳥屋野潟南西部駐車場」(南部路線)が最適である。

 

 

 

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