2) その他の要因
具体の導入路線の選定にあったては、以上の要因の他、できるだけバスサービスレベルの高い路線の採用、他の公共交通機関(鉄道)との補完等の観点が考えられる。
バス路線等専用通行帯に関する交通規制状況は前出の図2-1-10の通りである。これより、国道113号や116号を利用できる路線設定が望まれる。
また、既存公共交通(鉄道)との補完(非競合)という観点からは、以下の路線設定が望まれる。
1] 東部路線は白新線と競合しない国道113号等の利用
2] 南部路線は信越線と競合しない主要地方道新潟亀田内野線等の利用
本調査においては、以上の各要因の他、想定されるモニターの就業地、実際にバスを運行するバス事業者の判断を加え以下の2路線を設定した。
・Aルート(東部路線)新潟競馬場〜国道113号〜新潟市役所〜新潟県庁
・Bルート(南部路線)鳥屋野潟南西部駐車場〜主要地方道新潟亀田内野線〜新潟県庁〜新潟駅
なお、具体のシステムバス運行路線図は図2-3-1,2に示す通りである。