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4.カナダの国立海洋データセンター(MEDS)訪問

1998年10月、岩田がカナダオンタリオ州オタワにあるカナダの国立海洋データセンター(MEDS)を訪問し、その組織、役割、データの管理システムの実状について調査した。MEDSは漂流ブイデータの責任海洋データセンターとなっているので、特にその活動状況を調査した。また、MIRCの事業を紹介し、今後の相互協力について討議した。

 

5.オーストラリア国立海洋データセンター訪問

1998年12月、小熊がシドニーにあるオーストラリア国立海洋データーセンター(AODC)を訪問し、AODCの活動状況を調査するとともに、海洋データ管理システムについての情報交換を行った。また、MIRCの活動とその開発した現場用品質管理プログラムを紹介する講演を行った。

 

6.マレーシア工科大学訪問

1998年12月、永田がマレーシア工科大学を訪問した。マレーシア工科大学では海洋データセンターの設立を計画しており、JICAから専門家が派遣されている。その実状を調査し、また1999年にJODCが中心になってマレーシアで開催を計画しているWESTPAC IODE会議に際してMIRCが開く予定のシンポジウム開催の打ち合わせをするための訪問である。また、マレーシア工科大学の要望により、海洋波浪に関する講演をおこなった。

 

7.二酸化炭素の情報収集の収集

1998年11月、小熊は米国NOAA/PMEL及びカナダのIOSを訪問して、情報収集にあたった。

 

8.その他国際集会等出席

以上の他、外国・国内で開かれた数多くの国際集会に職員を派遣して、情報交換・収集にあたっている。これらの中で、1998年9月モスクワで開かれたワークショップ、1998年11月根室で開かれたワークショップでは永田が共同コンビーナーの一人を勤めた。また、1997年10月韓国釜山で、1998年10月米国フェアバンクスで開かれたPICESの総会には、永田が関連委員会の共同委員長として各種の委員会に出席した。さらに、永田はIOC/WESTPACのコンサルタントとして、NOWPAP計画のデータ管理に関する第二期活動計画の策定に参加し、2回の海外出張をした。これ以外の活動については「歩み」を参照されたい。

 

 

 

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