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7. 回復者が抱える医学的、社会的・経済的問題を解決する過程に、本人やその家族を積極的に参加させないこと。

 

8. 就職さえできればよしとして、それ以外のニーズを考慮しないこと。就職を可能にする条件(たとえば交通手段や、デイ・ケア、住宅供給、障害者への補助器具など)はどうなっているのか?

 

9. 継続性。実行不可能な活動計画を作ること・最初の補助金が底をついたら・個人あるいはプログラムはどうやって継続するのか?定期的に収益金が入ってくるように、購買欲をそそるような製品を作り、妥当な利益を見込んだ価格で売らなければならない。したがって、プログラムを企画する前にに、コストと利益を綿密に計算しなければならない。

 

10. 評価。プログラムは、明確に設定された目標に照らして、注意深く、公正に評価されなければならない。

 

トーマス・フリスト氏

議長

ムタトカー教授

報告者

 

 

 

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