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2]投入船舶の船長、船腹、喫水

 

1995年の投入船舶の船長、船幅、喫水をみると、韓国航路の投入船舶が最も小規模であり、平均積載能力は約290TEU、船長約100m、船幅約16m、喫水は6m程度となっている。また、それぞれの最大値は平均値をやや上回る程度であり、投入船舶の規模が概ね一定であることがわかる。

中国航路についてはやや規模が大きく、平均積載能力は約570TEU、船長約130m、船幅約20m、喫水7.5m程度となっている。また、それぞれの最大値についてみると、積載能力1,200TEU、喫水10.6mのものも存在している。

東南アジア航路等の投入船舶は他の2航路と比べて最も大きく、平均積載能力は約850TEU、船長は約160m、船幅25m、喫水が9m弱となっている。また、最大値をみると、積載能力約1,900TEU、喫水11.7mのものも存在している。

 

表2-1-7 アジア域内航路におけるフルコンテナ船の投入船舶の状況(1995年)

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資料)「世界のコンテナ船隊および就航状況1995年版」日本郵船調査部編より三和総合研究所作成

 

 

 

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