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資料No.5

 

「可燃性物質|ファイバーセルロース)カタロダ規格抜粋及び吸湿特性

 

今回調査研究で採用したファイバーセルロースの銘柄及び規格表示値

 

(1) 目的:採用したファイバーセルロースについて、国連勧告に整合する銘柄を調査すると共に、国際的に広く使用されているワットマンCF-11セルロースと他社製品について、メーカー規格表示値との差異を検討した。

(2) 試験品:比較的入手し易い物、試験室で日常使われている物、及び他の試験室より推薦されたセルロースを中心に選択した。

 

1. 使用セルロースの銘柄及び表示値:

*国連勧告におけるファイバーセルロース規格

:繊維長[50〜25um]、平均直径[25um]、使用時水分[0.5%未満]

 

[メーカー表示値]

019-1.gif

 

2. KCフロックを例とした、ファイバーセルロース吸湿特性

 

(1) KCフロックは25℃/湿度65%状態で最高約8%の水分を保持する。水酸基による水との親和性があるが、吸湿量には限界がある。KCフロックはセルロースとしては吸湿性は低い方で、25℃/相対湿度65%でのデータを下記する.

(2) 製品ナンバーはメッシュを表し、サイズの大きいセルロースほど吸湿速度が速い。

 

KCフロック吸湿曲線

019-2.gif

 

 

 

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